県議員のお二人が子どもたちの声を聞いてくれました!
5月24日、宮城県会議員の畠山和純議員、中島源陽議員のお二人がつなぎに来てくださいました!
学校に行けない子どもたちの声を直に聞いてくださる機会は、きっと宮城県で初の試み!
子どもたちは始め緊張気味でしたがおふたりが優しく声をかけてくださるに従って、自分の体験や思いを話し始めました。
「つなぎに通っていて、どう?」
・にぎやか
・自由
・ご飯が美味しい
・料理の腕が上がった
・マイペースで過ごせる
・自分の家のよう 気が休まる
・気をつかわない場所
・自分のペースで勉強できる。学校はわからなくなってもどんどん進んでいってしまう
・つなぎに来てから朝起きれるようになった
「学校に行かなくなって困ったことは? 嫌だったことは?」
・学校は行くものだって自分でも思っていて、だけど体調が悪くなって行けなくなって辛かったし、情けなかった
・お母さんは学校に行かないことを認めてくれたけど、おじいさんたちがお母さんのことを責めているのが辛かった
・学校を休んで困ることはなかったけど、学校に行けって言われたら困る
・学校はいじめがあって嫌だったから、行かなくなって楽になった
「不登校っていう言葉をどう思う?」
・言葉自体はなんとも思わないけれど、言われ方で変わる
・今は時間がたって平日に「不登校なの?」って聞かれても「学校行ってないんで!」って普通に言えるけど、行けなかったときは聞かれるのが辛かった
・『不登校特例校』の『特例校』っていう言葉に違和感を感じる。特別扱いされているみたい
・『不登校特例校』って、子どもたちの声を聞いて作ったのだろうか?
・『不登校』っいう言葉がなくなるように、家・学校・フリースクールなどどこでも学べるように仕組みを整えてほしい。そしたら『不登校』っていう名前はなくなる
・地域の人の意識が変わっていかないといけない
「お願いしたいことは?」
・つなぎのような居場所を増やしてほしい
・学校に行くか行かないかではなく、フリースクールや家など学べる場所を選べるようにしてほしい
……などなど、約二時間にわたって会は続きました!
中島議員がふだん地元・大崎で開いている、地域の方と膝を付き合わせてお話する機会『こだっつの会』(こたつの意味)をつなぎで開いてもらう形になったのですが、この『こだっつの会』は、他にも宮城県内のフリースクール・フリースペースで開いて下さる予定になっています!
教育の当事者・主体は子どもたち!
学校に行けない子どもたちの数がどんどん増えている中で、大人が良かれと思ってやっていることが本当に子どもたちのためになっているのか?
そして『不登校』は問題ではないならば『不登校』という言葉はもうなくすべき!
子どもたちのいうように選べる学べる環境を整えられるようにしていかなくては!と思いました!
お忙しい中つなぎに来てくださり、子どもたちの声を聞いてくださった中島議員、畠山議員には心から感謝です! ありがとうございました!