なぜ宮城のネットワークをつくりたいと思ったか③

「教育機会確保法」という法律ができたことを知っていますか?

議員さん 教育委員会 現場の先生たち
行政の長は この法律を
どれだけ 知っているのでしょう?


そして
どれだけ 実践しようとしているのでしょう?

気仙沼で「知らない」先生はいないと
私は思いたい

なぜなら 二年前
全国に先がけて
文科省の当時の坪田課長をお呼びして
小中学校 気仙沼市内のすべての
先生方に教育機会確保法の話を
研修会で一斉に
聞いていただいたのですから

坪田課長を囲んでの座談会 親の声を届けました

「教育機会確保法」は
「休養の必要性」
「学校以外の場の必要性」
「官民連携」がはじめて 
法律として 制定されたものでした

それまでは どんなに
学校でいじめがあっても
子どもたちが身体の症状を訴えていても

「学校にいくべき」であり
先生たちも
「学校に来させるべき」であり
「休んでいいよ」とは 言えなかったのです

でも この法律ができたおかげで
「学校復帰」が前提ではなくなりました

この法律を知ってほしいと
その思いで わざわざ
東京から 当時担当だった坪田課長を
お呼びしました
「気仙沼がモデル地域になるように」
そう語って 去っていかれました

でも 二年たって 
気仙沼では 宮城では 全国では
何が変わったのでしょう

増え続ける不登校
行き場のないこどもたち
学校が原因で 自死を選ぶこどもたち

「教育機会確保法」は
はじめ 「多様な学びを保障する」ことが
ねらいでした 

海外では オルタナティブな学校にも
税金が投入され 
ひとりひとりに教育が行き届くように
整えられています

なので シュタイナーなどの学校も
「不登校扱い」で 高い学費を
保護者が負担し 通わせている現実です

「受けたい教育」「選べる場」が
保障されることが 本当に必要です

ひとつのやりかたしかしない教育は
多様ではありません
ひとつしかなければ 場を独占し
変化に弱く 滅んでいくことでしょう

まだまだ 「教育機会確保法」は
不十分な法律かもしれません
でも そこから先に進むのは
ひとりひとりの声が必要です

宮城は全国で不登校の割合が一位です

困っているこどもたちの数が
一番多いのも宮城のはず

宮城が変われば
全国が変わる

こんな思いもあって
わたしは 「みやネット」をつくりました

賛同していただけることが
ひとつでもあれば
本当に嬉しいです

【みやネットの素敵な仲間たちです】

「まきばフリースクール」(大崎)
http://npomakiba.org/

「フリースペース道」(大崎)
https://osakiforchildren.wixsite.com/mysite

「こどもむげん感ぱにー」(石巻)
https://codopany.org/

「ふとうこうカフェせんだいみやぎ」(仙台)
https://www.facebook.com/hutokocafe/

「ソーシャルアカデミー寺子屋」(三本木)
https://ja-jp.facebook.com/nobuyuki.takahashi.733

「ひびのくらしの家」(東和町)
(Facebook作成中)

そして 
「フリースペースつなぎ」(気仙沼)
https://space-tsunagi.com/

私は 同じ思いをもつ 団体・個人と
少しずつ つながっていきたいと思っています

子どもたち 若者たちの
本当の声が 届き 生かされるために
「真っ暗なトンネル」から
少しでも光が お母さんたちに届くように

初めての オンラインでの
宮城県の合同の親の会」が
5月31日(日) 14時から開かれます

ふだんは 距離があって
なかなか 会えない宮城内のお母さんたち
フリースクールどうし
つながりあっていきましょう!

申し込みはこちらから↓
https://tmiyanet.wixsite.com/mysite/blank-3

みやネットのホームページはこちら↓
https://tmiyanet.wixsite.com/mysite

会では 「みやネット」のことも 
紹介させて いただきますね!
ぜひ お会いしましょう!

#フリースクール #不登校 #気仙沼 #宮城