笑い声がひびく「つなぎハウス」

1か月半ぶりに「つなぎハウス」に子どもたちの笑い声が戻ってきました。昨日までは がらんとした 静まり返った場所が今日は本当に一日にぎやかに 笑顔と笑い声があふれました。

仲間に会えること 一緒に遊べること おしゃべりできること 悩みを相談できること… 

コロナウイルスが心配されてから 平日毎日オンラインで顔を合わせ続けて 2週間に一度は畑の作業をしました。 すごくひさしぶりという感じではないはずなのですが それでも  同じ空間 同じ屋根の下で 同じ空気を吸うことが とても新鮮なことに感じられました。

思えば みんな学校に行けなくなっていたり、家に閉じこもっていた状態が長く続いていて、つなぎに来た時には、下をうつむいて、一言も話をしなかった子どもたちがほとんどでした。また、傷ついた経験をたくさんしたり、自信がもてなかったりして、暗い表情を浮かべていました。

でも 仲間同士 打ち解けあって 今ではこんなに笑いあい、ときにはけんかしあうことができるようになりました。

コロナウイルスのことがあって、しばらく会えなかったけれど、今年度をようやく迎えられたのだと胸がいっぱいになりました。

今日はみんなで6種類の種をまきました。大きく育って 畑に植えて、おいしくみんなで食べたいと思います。

ナス きゅうり ピーマン バジル レタス ルッコラ
一粒一粒丁寧にまきました
朝日新聞の記者さんが取材に来てくれました

来週は2回のつなぎハウスでの活動と毎日のオンラインを続け、6月には平常通りの活動に戻る予定でいます。

コロナウイルスの感染がどうぞこのまま落ち着きますように。心から願っています。