気仙沼市初の官民連携親の会が開催されました!

9月10日、気仙沼教育サポートセンターとフリースペースつなぎで、初の『気仙沼市不登校を考える会』が開催されました。
当初、参加者が少ないのでは? と思っていましたが、15名ほどの親御さんたちが参加してくださって盛況に終わりました。

この時期、進路について悩む親御さんも多いということで、気仙沼定時制高校と美田園高校(公立通信制高校)それぞれの先生方からお話を聞きました。
中村は、つなぎが私立の通信制高校と連携していることもあり様々な特色のある私立の通信制高校が多いことを説明しました。
実際に資料を取り寄せたり足を運んだりしながら、お子さんと一緒に考えて決めることの大切さをお伝えしました。
たくさんの選択肢があることを知る機会になって良かったのではないかと思います。

そして後半は丸くなっての茶話会。
11時半終了予定が、終わってみると一時間もオーバーして話は尽きませんでした!
ふだんは顔を合わせることのない、つなぎとけやき教室それぞれに通っている親御さんとが顔をあわせて話すことも初めてのこと。
また今回はどこにもつながっていない親御さんたちも参加でき、本当に良かったと思います。
サポートセンターの先生方や、支援員の先生、スクールソーシャルワーカーの方々にも、親御さんたちがふ普段どんなことで悩んでいるのか聞いてもらえる良い機会になったと思います。
お子さんが学校に行けなくなってどれだけ大変だったか、涙ぐんでお話しされる方もいました。

・もっと早くに 学校以外の情報が知りたかった。
・すべての家庭にこのような会があることを伝えてほしい。
・経済的 精神的な支援が家庭にない。
・担任の先生に「学校に無理に来なくてもいいです」とは言われるけれど、そのあとどうしたらいいのかわからない。
・学校に行けなくなっただけでも大変なのに、学校行事の草取りやPTAの活動に参加しなければならないのか苦痛。

などなど、親御さんたちからは赤裸々な生の声がたくさん出ました。
サポートセンターの先生からは、そのような親御さんたちの大変さに寄り添う言葉をいただきました。
またこのような合同の親の会を開けたらと考えています。
公民が連携することにより、必要な情報がちゃんと家庭に届くようにすること。
親御さんたち・子どもたちを一人も取りこぼすことなく、それぞれに必要なサポートできる
制づくりをしていくこと。
今後しっかり目指していきたいです。
参加くださった皆さん、本当にありがとうございました!