つなぎの学校プロジェクト②

[つなぎの学校プロジェクト②]

昨日は つなぎの中学生 
スグル君と中学校一年生の理科の勉強を
一緒にやりました


「植物のつくり」
めしべとか おしべとか 
花のつくりが
どうなっているか 
中学校の理科で一番始めに出てくる勉強です

外側から 内側に向かって
大事なものが一番 中にあって
受粉して 小さい粒→種 ができるのだと

花びら(花弁)は 花の種類によって
バラバラのものと
くっついているもの
とがあって

花びらが こんなに綺麗な色をしているのは 
虫たちが見つけやすくて
受粉をしやすくしてくれるため 



オンラインの動画で勉強したあと


本当に 植物のつくりが
そうなっているのか 
外に出て 実際に花を摘んで
バラバラにしてみました

スグル君以外の 子どもたち
スタッフさんも 外に出て

スグル君と何を勉強したのか
伝えて 一緒に 花を解剖して

小さな粒々が出てきたときは
ちょっと感動

「これが種子なんだ~」
「ちゃんとできてるんだ~」
おしべが どれで めしべがどれとか

つなぎの庭や花壇は 
本当に小さいけれど
勝手に いろんな花や植物が
生えていて 
「多様性」という言葉がぴったりで



花を摘んで 
一枚一枚 「来る 来ない 来る 来ない…」
なんて占い やったなとか 
そんなことも思い出したり…

時間にしたら 
一時間少々 

「植物のつくり」という知識が
リアルに生き生きと
それこそ 花びらのように
様々な彩りをもって
世界は 私たちに 語りかけてくれている

グレーだった 世界が
急に カラフルに蘇ったようで

林竹二先生の
「学ぶことは変わること」という言葉

この授業で 少なくとも
植物の世界の見方が 変わって

満ち足りた時間を 
子どもたちと過ごせたことに
とても感謝しています