フリースペースつなぎ×大学シンポジウム ご参加ありがとうございました!
9月22日のシンポジウムでは 中村からは『つなきが生み出しているもの』と題して 150年変わらない日本の教育のシステムを変えること 学びの場の選択肢を増やすこと 子どもたちの自己決定・自己選択の尊重の大事さなどなどお話しました。
神奈川大学・六角美瑠先生の講演は30分ではもったいないお話!
美瑠先生のお父様は 感覚ミュージアムを設計された六角鬼丈さん
そして そのお父様もそのまたお父様は 漆塗りの職人さんだったそうで 四代つづくもの作りの家系自宅に学びたい弟子が集まってきて学ぶ様子はまさに フリースクールと同じ鬼丈さんが設計された美瑠先生のご自宅『クレパス』やはり気になります
外でどんな嫌なことがあっても忘れられる非日常の空間を取り入れた建物愛情が注ぎ込まれた環境で育てられた美瑠先生は本当に名前の通り 素敵な方でした。
なかなか『建築』の世界にふれることがないつなぎの子どもたち 若者たちにとっても学びの機会になりました。
そして 慶応大学・梅ちゃんこと梅澤達紀さんのお話神奈川大学の美瑠先生の研究室で学び
美瑠先生との30分のお話のなかから 祖母の焼き鳥やさんのことが引き出され 屋台づくり まちづくりへと視点が広がっていったことそして 感覚ミュージアムの理事長でもある大崎・中島さんのお誘いで気仙沼へ『つなきち』の構想へ とつづき そこから神奈川と気仙沼の往復 重機もプロの手も入らない開墾から始まった九日間の作業 でも出来上がったときの喜びはひとしお 梅ちゃんの思いがいっぱいつまったつなきちは 単に建物を作ったにととまらず
そのあと 大崎の石田さんとの『竹こまい』づくりや竹ランブづくり 慶応メンバーとの椅子づくりへと どんどん発展!
きっとこれからもさらに広がっていくことでしょう。
三人に加えて パネルディスカッションでは つなぎの中学生 お母さんに参加してもらい 思いを語ってもらいました。
中学生のこたさんは 登壇する前はずっと『なにをしゃべったらいいんだ~!』と緊張しっぱなしでしたが
自分の思いを自分の飾らない言葉で堂々と語る姿に成長をとても感じました。
中学生の保護者さんの静かな でも力強い言葉も本当に心に染みて そうだそうだと頷きながら 大きく励まされました。
こうやって つなぎは保護者の皆さんの後支えがあって前に進んでいけます。
本当に本当にありがとうございます。今回初の試みで イラストの得意なMさんが『ライフペイント』をしてくれました。
会の進行と同時に つなきちをモチーフに素敵なイラストを描いてくれて そこにイラストレーターなど興味のある子どもが見にきてくれたりしました。
こうやって若者~子どもへと循環していけるのだなあと思いました。彼女の才能を発揮できる場があって良かった。ライブペイントを発案してくれた梅ちゃんにも感謝。
最後の懇談会は皆さんのお声をお一人お一人聞かせていただきました。広がりと深まりが生まれて やなりこうした みんなで話す 集まる場は本当に大事だあなあ いいなあと感じました。
今回のシンポジウムの運営をすべて子どもたち 若者たちの手でできたことも大きな収穫でした。(司会 オンラインのZoom 受付 写真 カメラなどなどすべて)音響に不安があり、急きょ鎌倉から駆けつけて来てくださった(!)
福島さんの絶対的な安心感に支えられ無事にシンポジウムを終了できました。本当にありがとうございました!
夜はつなぎハウスに戻ってからの二次会会場に飾ってあった梅ちゃんの屋台で 前日子どもたちが仕込みをしてくれた 焼き鳥を梅ちゃんが焼いてくれました
子どもたちもそれぞれの役割を無事に終えて、ほっとしたよう。長野からこの日のために届いたブトウも美味しくいただきました!
本当はつなきちを竹灯籠で ライトアップする予定でしたが 雨がふってしまい残念!またの機会に持ち越しです
4ヶ月くらい前から準備を進めてきたシンポジウムたくさんの皆さんにご参加いただきありがとうございました。引き続き つなぎをよろしくお願いいたします!
(お揃いのTシャツもできました!藤野さん ありがとうございました!!)