気仙沼・生徒支援研修会に参加しました!
5月9日 代表の中村が気仙沼市内の小中学校の主に不登校担当をしている生徒指導の先生方を前に10分ほどつなぎのことを お話しました
民間の良さを生かして 思いきった多様な体験 多様な人とかかわることを通して 学んだり エネルギーを充電できていることをお伝えしました
配布された資料には文科省のcocoloプランのことも載せられていて先生方の発言からも 確保法の主旨である「学校復帰」ではなく 「社会的自立」というワードが多く出てきていたことも この数年の変化を感じました
五年ほど前はそうした会議で「不登校の原因はゲームのしすぎ 親が悪い」と平然とのたまう校長先生もいたりしてはらわたが煮えくりかえって机をひっくり返したくなるくらいの衝動を押さえるのに必死だったこともありました
前は学校に行けないでいる子どもが勇気を出して 学校に行っても周りの白い目にさらされて
「何で来たんだ」
といったような言葉を投げかけられたこともありました
「もう二度と学校に行かない」とその子は涙を浮かべていました
今は つなぎの子どもたちは 学校とつなぎを行ったり来たりする自分でどこに行くかを自分で決めるハイブリッド登校を選ぶことができるようになってきていて 学校に行っても 自然と受け入れてくれているようで行きやすくなっていることは有難いことだと思います
あとは つなぎの利用料を無料にすること
本当の意味で お金のことを気にせずに選ぶことができるようにすることかなと思います
しんどくなったときに行ける場所があること
学校以外で 選んだ場所でちゃんと子どもたちは育つのだと
違う学び方で さらに逞しくなっていくのだと社会が認知していくこと
それは なにも悪いことではなく 学校にとっても 先生にとってもマイナスではなく 学校や 学級をよりよくしていく土壌を育むことにつながるのではないかと思います
そうして 学校も フリースクールホームエデュケーションなど居場所が 充実されて より良くなっていく未来がきてくれたらいいなあと願っています
いいことは ちゃんと伝わっていく
そこを信じて進んでいけたらと思います