つなぎ10周年を振り返って①

経験は力、経験は学び、そして成長!
10周年を終えて、本当に大きな学びをさせていただきました。過去の自分が認識していたものが広がっていく感覚とでもいうのでしょうか。
今回の10周年を開催するにあたって数多くの方々にご協力いただきました。つなぎだけでは到底なし得なかったことです。

気仙沼中央公民館は一年ちょっと前にできた、本当に立派で綺麗な公民館ですが、実はすごく立派すぎて最新すぎて公民館の職員さんには設備を扱い切れないそうなんです。
だからわざわざ仙台からプロの人を呼んでお金を払ってお願いしないといけない。すごくお金もかかる。(これって地方あるある? どうなんでしょうね?)
しかし今回は、福岡の株式会社プロジェクトクリックの八木隆さんをはじめ、三人の音響・照明の方々がわざわざ来てくださって、Zoomの配信やらすべてを一手に引き受けて下さいました。

何度も足を運んでいる公民館ですが、会場を暗くしてスポットライトを浴びたのは初めてでした。
光に包まれて会場が見えない。裏方の方に支えられている幸せ感。この感覚。
四人も裏方がいてくださる贅沢を味わわせていただきました。

司会をしてくれたのは中学三年生の女子三人。
こんな機会は大人でもたぶんなかなかないだろうと思います。勇気を出して司会を引き受けてくれた三人に拍手!

そして最後の交流会でマイクをもって話してくれた女の子。
つなぎの修学旅行の報告会でさえドキドキ震えて緊張が止まらなかった子が、こうやって30人もおとなの前で進んで話せている!
その姿ひとつ切り取っただけですごい感動で、それは学校に行っていたときには 
絶対に想像もつかなかったものだろうと思います。
私の想像をはるかに超えて子どもたちは成長していく。経験は人を成長させる!

最後の交流会では、文科省と気仙沼市長、気仙沼市教育長、県会議員、教員、塾の先生、社会福祉課、フリースクール、親、子どもたち……こんなに多様な方々が一度に集まり、各々の思いを語ってもらいました。
立場を超えて対話しながら、未来を創る。
そして次へ向かってこの場が持てたことだけでも、本当に良かったと想います!
ご参加いただきありがとうございました!