いずみぱんさんとパンづくりをしました!

1月18日はつなぎでパンづくりをしました。
いつもお昼に「かもみ~る」さんが運んできてくれるパンを美味しく食べているつなぎの子どもたち。
この日は、つなぎの「多様な学びを支える100人プロジェクト」のひとりでもある「いずみぱん」の水野いずみさんを講師にお迎えし、昨年のピザ作りに引き続き、フライパンを使ったパンづくりに挑戦!

はじめに、いずみさんから自己紹介と、なぜパンを作ることになったのかお話を聞きました。
気仙沼市のとなりの陸前高田市出身のいずみさん。
震災で家が流され、気仙沼に住むことに。
そしてパンを作っているうちに 
「美味しい」
「譲って欲しい」
と言われることが多くなり、パンを作って販売することになったそう。
まさか自分が気仙沼に住むことになるなんて、そしてパンを作って販売することになるなんて全く思わなかったと話すいずみさん。
国産の小麦粉を使うなど材料を吟味していること
安心なパンづくりを目指していること

朝早く起きるのは辛いけど、その気持ちがパンに移るかもしれないからそうは思わないようにしていること
などなど、なるほど!と思うことが多かったです。

今回は、あらかじめ作ってきていただいた生地を使って丸やドーナッツ型などに成形しフライパンで焼くあいだに、粉やイースト菌をビニール袋に入れてひたすら振って生地を作るやり方を教えてもらいました。
ビニール袋を使うこのやり方は被災時にも使え、外で焚き火すればそこで焼くこともできることを教えてもらいました。
(つなぎの秋の畑で焼き芋をやる時ぜひやってみたい!)

いざパンづくりが始まると、子どもたちは夢中になってパンを作っていました。
いずみさんにも「子どもたち、すごい集中力ですね~」と誉められるほど☺️
出来上がったパンは本当に本当に美味しかった~!
フライパンで焼いたパンは、あっという間に子どもたちのお腹のなかに☺️

作る喜び、食べる幸せをいっぱい味わって、そしていずみさんのような方が地域にいてくれること、「食」を支えてくれる人がいること、そして、いったん学校に行けくなって一時は自分に自信をなくしたり責めたりした子どもたちが、いずみさんのようにつなぎや自分たちを見守り応援してくれる人たちがいることを知ることで、自分を、他人を、社会を肯定し、信頼することにつながっていったらいいなあと願っています。
「不登校は問題行動ではなく」
「多様な学び・生き方を認められ、支えられる」
ように☺️

あたたかくなったら、いずみぱんさんの工房の見学に行きたいなあ☺️
いずみさん、本当にありがとうございました!!
※この日はNHKの方たちが取材に来てくれていました。
 2月はじめ頃「てれまさむね」で放送されます。
 放送日が決まったらお知らせしますね!