つなぎの子どもたちの声紹介!「子どもの権利」の集いでお話をしました

【子どもにやさしいまちー気仙沼で育つ子どものしあわせを考える集い】
12/4(土)、新しくできた気仙沼中央公民館でのイベントに、代表の中村がパネリストとして参加させていただきました。

第一部は、
「人間の安全保障」フォーラム 理事長の高須幸雄さんのご挨拶
「国連児童権利条約委員会委員長」の大谷美紀子さんのビデオメッセージ 
そして「国際子ども権利センター」代表理事の甲斐田万智子さんの講演、と続きました。

お話が本当に分かりやすく、何度も頷きながら 胸が熱くなりました。

子どもたちの声に耳を傾けること、丁寧に聞くこと
安心して言えること。
そのための居場所が必要であること。

子どもたちの声を聞くことは、
わがままになるのではなく
子どもがエンパワーメントされ
パートナーとして地域や社会を作っていくことにつながること。

未来をつくるのは 子どもたちなのだから
「学校外の学びの場をつくってほしい」
と言えることは 子どもの権利なのであること。

会場には 気仙沼市長 教育長はじめ
議員 民生委員さん なとまちづくりに関わる多くの方々が参加され 共にこうしたお話を聞くことができたことは とても嬉しく 有難いことでした。

第二部は、気仙沼の子どもをめぐる座談会。パネリストは4名で、
民間からは、コミュニティー広場 ふぁみりあの佐藤絵里さんと、つなぎ中村。
市からは、気仙沼市教育委員会 学校教育課長の尾形浩明さん、
大島児童館の菊田幸子さん。
進行はプレーワーカーズの神林俊一さん。
皆で、子どもを中心とした語り合いをすることができ、ご来場の多くの方々に聞いていただけました。

つなぎに来たばかりの子どもが
学校で辛かったことを話せたのが 
はじめて つなぎの場であったこと
「不登校」という言葉をなくしていきたいこと
「子どもたちは【不登校】になった自分を責め 
自信をなくしていくこと それは社会的な損失であること」
「学びの場を選べるようにしていきたいこと」
などなど・・
会場にいる方々に 今自分が感じていることが
伝わってほしいと願いながらお話しました。

会場には、「子どもの声」を掲示する場を用意していただき、
つなぎの子どもたちの気持ちを書いた模造紙をご覧いただきました。
この掲示を、教育長が写真に収めてくれたのも、嬉しいことでした!

新しいことが 気仙沼から始まる。そんな予感がしています。

学校に行っている子どもも、行っていない子どもも
障がいがあろうと なかろうと
ありのままに 自分の思いを伝えられ 理解され
子どもの時代をどうか のびのびと
幸せに 育つことができますように

大人に大切にされ 守られますように
そして 大人も生き生きと 生きることができますように

ご準備いただいた 多くの方々に感謝致します
このような素敵な場を用意していただき
お話できたことが とても嬉しいです
本当にありがとうございました!
つなぎ共々、これからもどうぞよろしくお願いします。

フリースペースつなぎ
代表理事 中村みちよ