3・11

いつもは静かなつなぎハウスも
サイレンの音とともに
あの日に思いを馳せて
静けさに包まれました

そして 今日は 震災から10年と一日目
つなぎのお昼はサバイバルご飯
(略してサバ飯)を作りました
電気が通らない
使えるお水も少ししかない
でもガスは使えるという状況のなかで
(震災のときは本当にそうでしたね!)
洗い物が少なくてすむ
ビニール袋を使ったカレーライスを作りました

ビニール袋にお米と水を入れたものと
もうひとつは 
小さく切ったじゃがいも 
人参 玉ねぎにお水 カレー粉を入れて
沸騰した鍋に入れて 30分で
出来上がり!

思った以上の美味しさで
びっくりしました
一年に一回では 
忘れてしまうかもしれないから
月命日ごとに メニューを考えて
サバ飯をやるのも勉強になるね との
子どもたちの声

午後は避難訓練の練習
大きな地震が来て 
つなぎハウスが倒壊する恐れがある設定で
すばやく安全に裏の畑を避難しました

つなぎハウスに戻ってからの振り返り
ドアはすぐ開けようとか 
頭にはやっぱり クッションなどかぶるといい
携帯をもつことは必要
外で被災したときどうするか
つなぎは比較的 安全な場所
備蓄品もあるから
泊まることになっても大丈夫 
家でももしものとき どうするか話し合うこと必要だね 
3・11のときは
仕事場から家にも帰れなかったんだよ
ガスコンロがあったから ご飯が炊けたよ

いろんな声を聞きあって
とても 大切な勉強ができました
地震や津波はいつくるか
わからないから
3・11のときのことを
語り継ぎながら
自分たちが ひとりひとり
どう災害と向き合っていくのか
考えあっていきたいと思います

そして
これからも
3・11を忘れないよう
命の大切さを噛み締め
子どもたちと
学び続けていきたいと思います