合同親の会(オンライン)ありがとうございました

5月31日 「多様な学びをともにつくる・
みやぎネットワーク」主催の
「合同親の会(オンライン)」が行われました

参加者はみやネットの居場所のメンバーのほか当事者のお母さんたち 議員さん 支援員さん学生さん 報道関係 合わせ 20人以上の方々に参加いただきました

宮城で初となる「合同の親の会」
それができたのも
コロナで オンラインでのやりとりが
日常でできるようになったおかげでもあると
思います。

一番印象に残ったのが
お母さんたちの流す涙

学校に行くのが当たり前の
この日本社会において 
「学校に行けなくなる」ことが
どんなに しんどいことか

一生懸命 学校や先生に働きかけて
学校に居場所をつくってもらった話を
聞きました
それも 子どもを思ってのこと

でも海外では 
ひとつの学校に行けなくなれば
簡単に 別の学校 フリースクール 
ホームスクールを「選ぶ」ことができる

日本には その保障が全くありません

「学校をよくする」ことは 当然のこと
でも どんなによくしても
ひとつしかない場所ならば
そこに行けない子どもは出てくるでしょう

そして 理解のある校長先生
担任の先生がいたとしても
「転勤」して 「不登校」に理解のない
先生になれば もとのもくあみ

不登校経験のあるお子さんをもつ
お母さんは
「学校は15年前と何も変わらない」と
話していました

コロナの心配から オンラインの
学習がすすみ
ひとりひとりの 学ぶ機会を
保障しなければならない時代に

16万人の全国の不登校の子どもたち
仙台は二千人以上

スクールソーシャルワーカーや
心のケアハウス
そこに多額の税金を投入しても
どんなに 「学校復帰」させようとしても
戻れない 戻らない子どもたちが
増えている事実

先日の 県議会の一般質問では
教育長は宮城県は 旧態以前
「教育機会確保法」の施行が
不十分であったと認められました

だとすれば 法律に基づき
「学校復帰」のみを目的としない
公民連携での民間の居場所
あるいは家を居場所にしながら
オンラインなどでの学びを保障していくことが
必要だと思います

多様な学びの場所を確保し
子どもたちの選択の自由を認め

ひとりひとりにあった
学びの機会を保障してほしいと思います

子どもたちは 待ってはくれません
子どもの学びを守ることは 
大人しかできません

つなぎの運営だけでも 
はあはあしている私ですが 
今日のオンラインでの会ができたことは
本当に良かったと思っています

このつながりが 広がっていきますように
子どもたちに ちゃんと返っていきますよう

参加された皆さん 
これからもよろしくお願いします

ありがとうございました