つなぎ12周年ありがとうございました!
昨日(2月11日)開催された
フリースペースつなぎ12周年には
多くの方々にご参加いただきました!
今回のテーマは
「不登校・ひきこもり」と「働き方」
「まちづくり」を掛け合わせたもので
幅 広 い ものでした
でも中野謙作さんの講演会は
全てを含んだお話で
特に「ひよこの家」誕生の動画が
とても良かったです
・表面的な学校復帰を前提としない
・どこで学ぶかではない。何を学ぶかが大事
・学校復帰を前提としないことが
子どもたちに選択肢を与えることになる
そして、仕事やまちづくりのことについて
・安心して働ける場が居場所にもなる
・一般就労を前提としない自立支援
・社会的自立とは倒れたり傷ついたり
落ち込んだりした時に支えてくれる一人
助けてくれる人が周りにいること
「社会的自立」とは一人で何でもでき
経済的にも安定した生活ができるようになる
ことと思われがちですが
人はもともと誕生した時から
一人では生きていけない存在
学校に行けなくなったとしても
引きこもりになったとしても
支えてくれる
人、場所が地域にあれば大丈夫!
そんな気仙沼を目指していきたいと思いました
また義務教育の卒業は
「出口」を「入口」として捉え
多様な「入口」をたくさんつくること!
この考え方はつなぎ工房とも重なり
とても共感しました!

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シンポジウムでは
建築家の岩瀬諒子さん
八日町・鈴木敦雄さん
つなぎのお母さん、若者が登壇
それぞれのお話が本当に濃い内容でした。
岩瀬さんの海外の事例
「子どもたちから遊び方を学ぶ」
「八日町の鎧を溶かす」
といったお話は
これからの気仙沼のまちづくりの
大きなヒントとなるお話でした!
鈴木さんの八日町の歴史のお話は
気仙沼の地元に住んでいても
全然知らなかったことも多く
あらためて八日町の深さを知りました。
ここで何ができるか
本当にワクワクしました
つなぎのお母さん、若者の話も
つなぎに入る前、つなきちの活動
つなぎ工房へと、つながる流れを
振り返ることができました。
子どもたちが大きく成長してきたことや
つなぎ工房での交流を通して
新たな発見・気づきがあったことを
知ることができました。
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その後の懇談会は丸くなって
お母さんたち、若者たち、地域の方々が
参加してくれました。
お子さんが学校に行けなくなって
どんなにつらい苦しい日々を送ってきたか
安心感がもてる気仙沼には
なっていないことも痛感しました。
まだまだやらなければならないことが
たくさんあると強く思いました。

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夜はつなぎ工房に移動
小さな工房に子どもたち
大人がひしめき合って
話したり、食べたり、遊んだり
つなぎらしい打ち上げになったと思います
成澤さんのおばあちゃんも
顔を出してくれて
本当に嬉しかったです!
昼間コーヒーを淹れてくれた
くるくる喫茶の吉川さんも参加してくれて
今後のつなぎ工房の話もできて良かったです


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子どもたちは12周年の準備 本番と
本当によくがんばりました!
大きな体験・成長の機会となったと思います
支えてくれたスタッフにも感謝です!
つなぎ工房が八日町にできたことで
さらに、子ども・若者を真ん中に
気仙沼のまちづくりを
考えるきっかけになった
12周年になったと思います
本当にありがとうございました!
これからも引き続き
よろしくお願いします!