【古代の建築に思いを馳せる】

つなぎの小屋づくり 

基礎の部分が3日目に入ります

元畑だった場所に草やススキが生い茂っているところを

開墾して なるべく平らにしたのが最初で

草が生えてこないように 防草シートをはって

束石を置く場所を穴を空けて束石をおいたところまでは良かったけれど 

頭で考えるのと 実際にやってみるのは本当に違っていました

一坪の土地でも 土の状態は本当に様々で

掘っていくと 草の根っこが出てきたり

思いもかけないことが いろいろと起こってくるなかなか

 束石を正しい位置に置くことが難しい

本当は モルタル コンクリートを流せば 正確で簡単ならしいけれど 自然なものを使いたかったのもあって

束石を置く方法で行うことにした

昔は コンクリートもなかったし機械も 水平機もなかっただろうから 全部手作業で 正確に建物を建てていく技術は本当にすごいと思う

地球は丸いし でこぼこしていて

そこに 直線とか 垂直とか 水平の概念が家を建てるところで生まれてきたのかもなどと思ったりする

水平という言葉も本当は単純に使っているけれど

地球の重力という見えないものを 水だけが 平らになることで 可視化してくれる

日本は地震が多い場所だから繊細に緻密な作業が 必要だったと思う

そんなことも 振り返ったり学ぶことの多い この身体を使った体験

梅ちゃんも 高校の建築の授業で習ったことが本当に大事だったと話していた

見えなくなってしまうけれど土台 基礎が本当に大事

基礎って 何だろう

揺るがないところ ここが大事っていうところ

迷っても 戻ってこれるところ

木材切りと 二回目の木材のペンキ塗りを同時作業

子どもたちといっしょに がんばります

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