不登校から多様な学び・生き方が認められる社会へ

8月28日は全国ネット(登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク)の、年に一回の総会がありました。
今回の目玉は、なんといっても団体の名称の変更を検討していく! というもの。
一気に名称を変更する! とまではいかないものの、30年以上続いてきたこの団体の名称の変更について総会で議論したことは初!! のことでした。
登校拒否はもちろん、『不登校』という呼び名が現状に合わなくなってきたことの表れなのでしょう。
学校に行かないことをネガティブにとらえ『不登校が悪い』ことであると植え付けてしまうのは、私たちの本意ではありません。

私はいつも、学校に行けない子どもたち、親たちが相談に来たときに聞くことがあります。
「何か悪いことした?」
「してない」
「だよね。何も悪いことしてないじゃん」

学校に行けないのは子どもたちのせいではないのに、そのことでどんなに子どもたちが傷ついているか。
どれだけ多くの子どもたちが犠牲になってきたか。
不登校は社会課題!
学校以外の場、家庭、フリースクールなどの居場所にきちんと公的な支援を入れること。
選択の自由を保障すること。
画一的な場に合わない子どもたちが必ず一定数はいるのだから、未来ある子どもたちの命と学びを守ること。
『不登校』という言葉を真剣に考え、日本から不登校の状態に置かれている子どもたちをなくしていけるように。
(学校の中を良くしていくことはもちろんのこと、先生たちの負担を減らすこと 学校の中の自由を保障していくことも重要です!)
これから様々な場で議論していきたいと考えています!!