3.11を思い出しながらのご飯&避難訓練
今年、11回目を迎えた3.11。
この日のお昼は、みんなで話し合って、あまり水を使わないでできるサバイバルご飯を作ることにしました。
メニューは缶詰の焼き鳥と卵を混ぜてつくる親子丼か、ひき肉とチーズを混ぜて作ったハンバーグ。ご飯はビニール袋を使って炊きました。
どちらもサバイバルご飯とは思えないほどの美味しい出来映え。
「でもあの時は、温かいご飯なんて食べられなかったね」
「雪が降って寒かったよ」
など、当時を思い出しながら食べました。
午後は地震が起きたときのための避難訓練。
避難するときの心得を確認して、裏の畑までみんなで避難して、反省会。
2時46分には、いただいた青いろうそくを灯して、サイレンとともに手を合わせて黙祷しました。
「生まれたばかりで、おんぶされて避難した」
「物が倒れて怖かった」
「津波が後ろから追いかけてきた」
「教室に先生がいなくて自分たちで机に隠れた」
3.11のことを振り振り返り、それぞれの体験を語り合いました。
そして、いつ地震や津波が起こってもおかしくないこと、つなぎは比較的高台にあるから、おうちの人が来るのを待っていたほうがいい場合もあることなど、前日の伝承館で学んだことも交えながら、防災の用意をもう一度確認しようと話し合いました。
11年たっても遠い昔のことだったような、でも昨日のことのようなこの日を大切に、ずっと忘れずに、これからもみんなで頑張っていきたいと思います。
※青いろうそくは「ともしびプロジェクト」の皆様からいただきました。ありがとうございました!